主催: 日本文化人類学会
著者所属:日本大学
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日本がGHQ統治下に置かれた1945年から1952年までの時期、米軍関係者と日本人女性の間に生まれた混血児の多くが孤児院で育てられた。GHQ統治終了後、こうした混血孤児の存在は社会問題として騒がれることになるが、1940年代末、東大人類学教室の人類学者たちは、エリザベスサンダースホームをはじめとする孤児院に収容された混血児を対象に大規模な調査研究を開始する。本発表では、戦後日本社会における混血児の表象と混血をめぐる人類学研究の関係について考えてみたい。
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