日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第42回研究大会
セッションID: A-8
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個人発表
「母子」から「夫婦と子」へ
パプアニューギニア・アベラム社会の居住空間の分析から
新本 万里子
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抄録
パプアニューギニアのアベラム社会では、過去30年の間に建物の様式が大きく変化した。居住の基本的な単位も、「母子」から「夫婦と子」へと移ってきている。報告では、1930年代末から1970年代の家屋と、2000年代の家屋の様式の比較を行い、両者での人びとの「身の置きどころ」を分析することによって、そこでの人びとの関係の変化とその背景を考察する。
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