主催: 日本文化人類学会
静岡大学
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1930年代の南洋群島では現地人の間で日本語混じりの歌やそれに振り付けをした踊りが大流行した。その原型は、西洋の賛美歌やフォークダンス、軍事訓練の型などをもとに、20世紀初頭マーシャルで成立した行進踊りであった。共通語化した日本語と近代日本の音楽様式からなる行進踊りは、その後現地滞在経験者によって沖縄や小笠原を含む日本各地に伝播したばかりか、特にパラオでは今日の民俗芸能の根幹を成すに至った。
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