主催: 日本文化人類学会
東京大学
p. 68
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本発表では、パプアニューギニアの農耕民テワーダにおけるウナギ漁の民族誌を取りあげ、漁法をめぐる語りから、獲物である魚へも人間性(humanity)が拡げられていることを示し、人間と魚とが連続性をもった存在と見なされていることを明らかにする。そして、私たちにとっては、魚は人間をとりまく生態環境の一部である一方、テワーダの視点に従えば、魚と人間を切り離し、自然と社会を分断して概念化できないと指摘する。
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