主催: 日本文化人類学会
著者所属:首都大学東京
p. 92
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本発表では、中国共産党政権下の宗教の具体的諸相を民族誌的資料にもとづいて記述し、宗教をいとなむ人々が自分たちの理想社会の実現にむけて中国共産党との力関係を調整する過程を分析する。具体例として、寧夏回族自治区における宗教管理機構と清真寺(モスク)がくりひろげる政治学(ポリティクス)に焦点をあわせ、中国共産党政権下に生きるムスリムの姿を描写し、中国の「国家・宗教関係」を再考する。
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