主催: 日本文化人類学会
独立行政法人国際協力機構
p. 91
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バングラデシュでは、地下水砒素汚染が住民の生活を脅かす大きな問題となっており、全国で約3500万人が砒素曝露のリスク下にあると試算されている。しかしこの問題も、誰の視点から見るかという立ち位置によって問題の現れ方や捉え方が大きく異なる。本報告では国際協力支援側と当事者間とのリスク認識のずれに焦点を当て、特に砒素汚染村の住民や村医らの語りの分析を通じて、住民の日常生活にとっての砒素汚染問題とは何かについて明らかにすることを試みる。
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