主催: 日本文化人類学会
東京大学大学院総合文化研究科
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非西洋社会に近代貨幣と市場経済が浸入した現在、その社会の人々は市場経済を基本として生きている。彼らは、貨幣の意味を非西洋社会の文脈で読み替えて市場経済とともに受容する一方、貨幣の市場経済的意味を認め自ら非西洋社会の文脈に変化を加えたり、自らを近代の文脈に移すという意思の変化を行うことで市場経済を受容する。以上のことを、クスコ都市部の民間信仰におけるクランデーロを事例として検討する。
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