著者所属:筑波大学大学院人文社会科学研究科
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本発表の目的は、中国雲南省昆明市における回族を事例とし、1978年の改革開放政策の導入による宗教復興のなか、彼らにとっての「ムスリムであること」の基準がいかに変化してきたのかについて考察することである。事例分析から、「敬虔な」ムスリムが信仰の度合いの異なる回族や非ムスリムとの出会いの中で、「ムスリムであること」を実践により獲得される属性とするようになってきたことを明らかにする。
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