日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第46回研究大会
セッションID: A15
会議情報
24日(日) 9:00-11:25  A会場
変化するフィリピンの農村
フィリピンの観光地化を目指すイフガオ族のナガカダン村を事例として
四本 幸夫
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抄録
本発表では2011年8月のフィリピン・イフガオ州の村での現地調査を元に、フィリピンの農村の変化を明らかにする。村の生活を変化させる要因として、教育、宗教、政府のシステム、商業、農業の実践、人口移動、観光の7つが明らかになった。この7つの内、教育、宗教、政府のシステム、商業が植民地時代から今に至るまで影響を与えている要因で、農業の実践は1960年代から、人口移動はそれ以降、観光は2005年から村に影響を与えている。
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