日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第46回研究大会
セッションID: PDb4
会議情報
代表者 高倉浩樹
語りだす死体
カナダ先住民の動物利用に関する展示を通した成果の還元と研究上の意義
山口 未花子
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

モノや技術には、情報としてだけではなく経験として人々に共有されるという強みがある。他方で、それを人類学者が収集したことによって、そのモノには様々なエピソードが付与されることとなる。この二点は、人類学の成果としてのモノの展示の可能性を示している。本発表では発表者がこれまでに取り組んだ展示実践の事例から、人類学者が展示に関わることの研究上の意義と成果還元の可能性について検討する。

著者関連情報
© 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top