日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第46回研究大会
セッションID: PCa2
会議情報
代表者 藤本透子
感染するシャーマン
現代モンゴルにおけるシャーマニズムの急激な活性化をめぐる考察
島村 一平
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
近年、モンゴル国において「まるで感染病のようだ」と現地で語られるほど、シャーマンの数が劇的に増加するという現象が見られる。その数は人口300万人弱のモンゴルにおいて1万5千~2万人に達すると言われている。シャーマンは首都ウランバートルを中心にエスニシティや年齢、ジェンダー、貧富に関わらず、日に日に増え続けている。本発表はこの「感染するシャーマン」現象から、現代モンゴル社会を読みとく試みである。
著者関連情報
© 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top