総合研究大学院大学文化科学研究科地域文化学専攻
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本発表は、中国・西安市に暮らすイスラーム系少数民族、回族のムハンマド生誕祭を事例として、「伝統」と「正統」の混淆する宗教実践の様相を描こうとするものである。本来、ムハンマドの生没日に営まれるとされる「聖紀」を、春節の時期に行っている人々がいる。「正統」なイスラームの存在を意識しながらも、「伝統的な」宗教実践こそが「われわれの」のイスラームであるという意識があることを映像資料も用いて報告する。
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