日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第48回研究大会
セッションID: A21
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研究発表
動物殺しの担い手が「立ち現れるまで」、「立ち現れてから」
パプアニューギニア、アンガティーヤ社会における狩猟が成功するための条件
吉田 匡興
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抄録
パプアニューギニア、アンガティーヤ社会では、「動物を殺す」行為は「肉を得る企て」として、現代日本を含む(ポスト)産業社会とは異なり、多くの人びとにより平然とかつ巧みに行われている。「われわれ」にとっては困難な「動物殺し」の担い手を作り出す日常生活の構成と狩猟の現場での経験を明らかにしつつ、人が「動物殺し」の担い手になるしくみを描出し、「担い手」であることと人びとの自己認識との関係を検討する。
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