主催: 日本文化人類学会
日本学術振興会 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
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アフリカ狩猟採集社会における大人は子どもとどのように時間を過ごしているだろうか。先行研究がこれまで主張してきたことは、子どもと大人のあいだの気楽な(easy-going)関係である。本発表では、上記のような非指示的(nondirective)と呼ばれる大人たちの行為に焦点を当てる。逸脱的とみなされてきたこのことがらのなかに、実は狩猟採集等の作業への子どもの関与を促すよう作用するという秩序が存在することを、質的なデータに基づいて示したい。
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