日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第48回研究大会
セッションID: C22
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研究発表
八重山と台湾との境域にみる記憶の継承
「空間」と「場所」、「中央」と「周辺」のせめぎ合い
上水流 久彦
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キーワード: 越境, 空間, 場所, 八重山, 台湾
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抄録
八重山は日本の他地域よりも一足早く外国(台湾)と交流を開始するが、その理由は台湾と日本との不均衡な権力構造が忘却された形で継承された植民地期の台湾との越境経験にある。そこからは台湾と八重山の境域を空間と認識するか、場所と認識するかが両地域で異なる点、「中央」の価値観を内面化する八重山と、そこに反発する「周辺」の認識を持つ八重山の姿があった。空間と場所、中央と周辺のせめぎ合いが境域の特色である。
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