主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
筑波大学
p. A15-
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全てを階層的な関係の中に包摂する全体論的な構造から逃れる先住民の女神がいる。この南インドの女神は、ある女性の非業の死から単独の神として生まれた。女神はヒンドゥー寺院の象徴的階層構造に取り込まれて穢れた部分を排除される。だが全体からは予測できない飛躍の中で排除された部分から意味が生み出される。系列と系列を横切って創発が起こり、全体論的な構造が部分化する過程を記述した後、部分と全体の関係を再考する。
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