日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第50回研究大会
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日本文化人類学会第50回研究大会
ポストモダン時代における二つの〈自省〉性
越境する人類学徒が越境する人々を調査すること
加藤 恵津子クリーエン スザンヌ堀口 佐知子青山 玲二郎
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p. B07-

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抄録

「自省性」と「越境」はポスト近代のキーワードであり、人類学徒にとっては、対象を分析するだけでなく自己を定義するツールにもなる。本パネルでは、自省的・越境的な四人の研究者が、越境する人々(移民など)の自省性の研究を通してこれら二つの概念を吟味する。ポストモダニストが人間の経験の均質化を強調するのに抗い、本パネルは、人間の自省性がいかに文化に則し続けるかについて、繊細なアプローチを試みる。

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