日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第51回研究大会
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個人発表
生命か人生か
植込み型除細動器(ICD)抜去を望んだ一事例から
青木 卓也
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p. H09-

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抄録

致死性不整脈の治療法として植込み型除細動器(ICD)が確立されている。これにより突然死の予防につながっている。しかし、ICD植込み患者は心理面にも影響を与えることが報告されている。今回、ICD抜去を望んだ患者にインタビューを実施した。医療者にとってICD植込みという治療は、患者にとって望まれて行われる治療の1つだと考えられてきた。しかし、治療法の選択を患者とどのように決定していけばいいのかは難しい問題である。

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