日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第52回研究大会
セッションID: E6
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個人発表 E6-E12
チュニジア南東部におけるオリーブ信仰
宗教人類学において物質を扱う一考察
*二ツ山 達朗
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抄録
本発表は、オリーブが「不死の樹」や「神の恩寵」として信仰の対象となっている事例をもとに、宗教人類学において物質を考える一試論を行うことを目的とした。チュニジア南東部で行った参与観察をもとに、オリーブの樹と農民の相互作用によるオリーブの樹の変容と、それにより不死の樹や神の恩寵であるとみなされ、宗教実践の対象となっている様態について考察した。
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