日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第54回研究大会
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分科会2 「倫理的転回」が切り開く視界、およびその危うさとは―道徳/倫理の人類学の興隆を考察する―
反−道徳としての呪術的実践について
*石井 美保
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p. B05-

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抄録
憑依や妖術を含む呪術的実践は、日常的な道徳観によっては測れない両義性をもち、人間の善悪の判断やモラリティを超えた領域を体現する。それらはある場所において道徳的・社会的人間であることの手前にある、なまの生(ゾーエー)の領域に属するといえる。ヒューマニティと分かちがたく結びついた道徳や倫理という概念に対して、本発表では、反乱・憑依・妖術を事例として、反−道徳としての呪術的実践の可能性を考えてみたい。
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