日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第55回研究大会
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個別発表(H会場)
狩猟採集民が語るできごとの連鎖はどれほど可知的なのか
中央カラハリに住むグイ・サンの談話分析より
*菅原 和孝
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p. H15-

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抄録
ボツワナの中央カラハリに住む狩猟採集民グイの談話分析に基づき、できごとの語りを{主語+述部}で構成される単文(原子文)に分解する。主語は動作主(agent)に一致する。原子文の連鎖がどれほど可知的かを検討する。可知性の基底をなすのは自然の因果関係ではなく習慣的行為を支える原シナリオである。歴史的な沈殿の召喚や不可視の作用主の関与によって可知性は破れる場合があるが、そこに準–可知性を充塡する道すじを論じる。
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