場の科学
Online ISSN : 2434-3766
AI技術のELSIマネジメント上の 「不確実性」と「イノベーション」のあり方に関する一考察
「倫理的不確実性」の対処から「法のイノベーション」の促進へ
中山 敬太
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2024 年 4 巻 1 号 p. 58-75

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抄録
本稿では、先端科学技術であるAI技術をめぐるELSIマネジメント上の「不確実性」と「イノベーション」のあり方に関して、当該不確実性への予防的対処がイノベーションの促進に繋がる可能性について検討を行った。具体的に、本稿ではAI技術の「リスクマネジメント」と「不確実性マネジメント」の違いとその必要性を踏まえ、とりわけELSIのE(倫理)とL(法)に着目し、「デュアル・エシック(Dual Ethics)」と「デュアル・ロー(Dual Law)」の二面性と双方の関係性についても触れ新たな視座を示した。その上で、AI技術をめぐる「科学的不確実性」への対処に留まらず、「倫理的不確実性」に関する対処を行うプロセスにおいて「法のイノベーション」が創出され得る可能性があることを新たに示した。
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© 2024 協創&競争サステナビリティ学会
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