場の科学
Online ISSN : 2434-3766
最新号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • 協創&競争サステナビリティ学会
    2026 年6 巻2 号 p. 0-
    発行日: 2026/09/30
    公開日: 2026/10/19
    ジャーナル フリー
  • 人間への洞察から拓く特許の未来
    今 智司
    2026 年6 巻2 号 p. 1-2
    発行日: 2026/09/30
    公開日: 2026/10/19
    ジャーナル フリー
  • 「競争&協創」を牽引する「洞察力」の探求
    今 智司
    2026 年6 巻2 号 p. 3-11
    発行日: 2026/09/30
    公開日: 2026/10/19
    ジャーナル フリー
    生成AI時代の特許実務において、人間の「洞察力」が極めて重要である。知財実務者が行う知財プロセスは、①第1レイヤー(発明創出・課題解決層)、②第2レイヤー(出願人・事業戦略層)、③第3レイヤー(ステークホルダー層)の3つのレイヤーで構成される。AIは第1レイヤーにおける既存技術の新たな組み合わせの提案を得意とするが、文脈や暗黙知を要する上位レイヤーでの意思決定には対応が困難である。そして、洞察力は「知の幅×知の深さ×知の経験」と定義され、個人や個人の集合体である組織体のナラティブや実体験に基づく「知の経験」はAIに代替できない人間固有のものである。AIのアウトプットは不洞察・非洞察・未洞察に過ぎず、評価する人間の洞察力によって初めて価値を持つ。
  • AIによるナッジとAI規制へのナッジ活用をめぐる2側面の観点から
    中山 敬太
    2026 年6 巻2 号 p. 12-33
    発行日: 2026/09/30
    公開日: 2026/10/19
    ジャーナル フリー
    本稿は、AI技術を事例に、不確実性を伴うリスクが懸念される科学技術規制に対してナッジ・アプローチがいかに機能し得るか、その可能性と政策課題について検討した内容である。従来ナッジは一定の属性のある「集団」を主な対象としてきたが、AIと相互作用することでより特定の「個人」を対象化できるようになってきた。具体的に、このようなAIとナッジの関係性(相互作用を含む)をめぐり、まずAIのナッジ機能(AIナッジ)に対する社会的影響(ポジティブとネガティブの影響)と規制政策上の課題を検討する。次に、AI規制(AIナッジ規制を含む)の実効性等を確保するために規制手段を補完する機能としてのナッジ・アプローチに関する有効可能性とその限界について多角的に検討を行った。本稿では大別してこの2側面からAIとナッジの関係性を踏まえ、AI規制をはじめとするAIガバナンスのあり方をめぐり新たな視座や政策的示唆を示す。
  • 「自立志向」と「限界」の葛藤に着目して
    藤川 君江, 吉田 宗範, 屋代 隆
    2026 年6 巻2 号 p. 34-42
    発行日: 2026/09/30
    公開日: 2026/10/19
    ジャーナル フリー
    本研究は、消滅危惧集落に暮らす一人暮らし男性高齢者の心理的葛藤と生活適応の実態を質的に明らかにし、プライドを尊重した居住継続支援のあり方を検討した。 対象者は世帯主としての自負や家・地域への責任感から強い居住継続意思を持つ一方、移動手段の喪失や身体機能の低下に伴い、自立と依存の間で激しい「こころの揺らぎ」を抱えていた。一方、社会的役割や趣味、遠隔地家族との交流は孤立を防ぐ保護要因となっていた。彼らの生活継続には、一律に被支援者扱いせずプライドを保てる「お互いさまの関係」の構築や役割提供といった心理的支援と、免許返納後も移動・購買を支える地域インフラ等の環境的支援を統合した、包括的な地域支援ネットワークの再構築が不可欠である。
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