抄録
情報化の進展は、個人や社会全体のQOL(Quality of Life: 生活の質)を向上させるという暗黙の社会的通念が人々の間にあったと思われる。しかし近年、インターネット犯罪やテクノ依存症など影の側面が顕在化しつつある。この情報化社会がQOLに与える影の側面を抑制し、光の側面を促進するためには、適切な情報リテラシーが要求される。しかし、QOLの向上を重視した情報リテラシーの先行研究はあまりみられない。そこで、本研究ではこの視点から情報リテラシーの新指標を開発し、その信頼性と妥当性を検証した。