日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
住宅の評価因子としての木材のニオイ
-脳波による生理的な測定の試み-
寺内 文雄大釜 敏正川口 孝泰谷田貝 光克小原 二郎
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キーワード: におい, 木材, 住宅, 脳波
ジャーナル オープンアクセス

1991 年 1 巻 p. 29-32

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抄録

木のニオイが覚醒水準に及ぼす影響を脳波によって考察した。 ニオイのない場合とヒノキのニオイを嗅いだ場合で比較した。 12名の被験者にボタン押しの操作をさせ,両場合についてそのときのCNVを測定し加算平均した。 並行してCNVの操作の後の脳波を測定し,脳波の周波数分析を行った。 その結果, ヒノキのニオイをかいだ場合は 1 )CNVの振幅に減少がみられた。 2)脳波の周波数分析の結果, α波の増加がみられた。 以上よりヒノキの木のニオイには,人間の脳の覚醒水準を低下させ,鎮静的にはたらく効果があることがわかった。

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© 1991 日本インテリア学会
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