日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
高層住宅居住者の住戸外景観意識に関する研究
高層住戸外景観に関する研究:その2
松原 雅輝松本 直司岡島 達雄
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ジャーナル オープンアクセス

1992 年 2 巻 p. 35-40

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抄録
本研究は,高層住宅居住者の住戸外景観意識をアンケート調査をもとに分析し,以下の結果を得ている。 I)住戸外景観はD/H<l.5で満足度が低く,プライバシーも低い。中層階が上・下層階より満足度が低い。 2)上層階居住者は見下げ傾向がある。 また景観の中で,空,遠景,緑が良い印象を,前面建物,駐車場が悪い印象を与える。 3)前面の住棟との間の空間が, D/H<I.5で,狭く見える。また下層階ほど前面の住棟が高く,大きく見える。 4)下層階ではD/H>l.5で広がりを感じ,中・上層階でD/H>2.0で評価は良くなり,解放感を感じる。 5)居住者は,空間が広がっている方向に注目し,景観の質は空間的な広がり性により決まる。
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© 1992 日本インテリア学会
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