抄録
本研究は,オンラインミーティングの種類に適した照明条件と活用方法を把握するため,事例調査と照明実験を行った。実験の結果,フォーマルミーティングは許容できる照明条件の範囲が狭く,イベント的ミーティング,カジュアルミーティングの順に許容できる範囲が広くなることが分かった。白色光で陰影のない条件はフォーマルとカジュアルで,暖色光や陰影がある条件はカジュアル,電飾を使用したものはイベントで参加しやすいという結果が得られた。さらに参加者同士の光色や陰影などの照明の状態を揃えることで,ミーティングの一体感や空間の共有意識が高められやすくなると考えられた。