日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
Print ISSN : 0369-4232
弾性係数が1次元的に変化する等方性弾性体の弾性波散乱(III) : 数値シミュレーション
王 寧上羽 貞行
著者情報
ジャーナル フリー

1990 年 46 巻 2 号 p. 121-127

詳細
抄録

弾性係数が1次元的かつ連続的に変化する弾性体を伝搬するP+SV波散乱の順間題及び1次近似による逆問題について数値シミュレーションを行った。その結果、前報で与えた反射係数、透過係数の定義が妥当であり、弾性係数の分布が十分に滑らかであれば1次近似が有効であることを示した。

著者関連情報
© 1990 一般社団法人 日本音響学会
前の記事 次の記事
feedback
Top