抄録
少子化により保育所では, 定員を満たすために、保育はもとより多様なサービスを保護者に提供し、経営的な差異化を図ろうとする動きが活発化している。幼児の保護者は、比較的若い世代が多く、「デジタルママ」と呼ばれる高い情報リテラシーを持つ者も存在する。従って、情報技術を利用したサービスは、差異化を図る有効な手段の一つであると考えられる。本研究では、GPSで取得した保育所送迎バスの位置情報を自動的に保護者の携帯電話にメールで通知するサービスの開発に取り組んでいる。開発には、大学、企業、保育所が参加し、大阪南部の保育所で、保護者を対象としたサービスを実験的に行った。アンケート結果を含めた実験結果について報告する。