抄録
本研究は、プロダクト・ライフ・サイクルにおける各サイクルの判定を、精緻化しようとするものである。商品が、ライフサイクルのどこに位置するのかを判別することは容易ではないし、この判断を誤った企業の例は多い。これは、従来のプロダクト・ライフ・サイクルの判定が、「売上高」の増減をもとに、判断されていたことに起因すると思われる。本研究では、プロダクト・ライフ・サイクル概念をレビューした後に、CRMを視野に入れてこの概念の展開を試みる。また、現代の企業が整備しつつある顧客データベースの活用すれば、それを基にプロダクト・ライフ・サイクル判定の精度向上がはかり得る。