経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2004年度秋季全国研究発表大会
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組織風土のあるべき姿とスーパーマップ法の着想点
*寺井 和雄
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p. 000014

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抄録

昨今、自動車メーカーの欠陥隠し事件や電力会社の検査漏れ事故など、担当部署の不手際に留まらず、組織ぐるみに近い不祥事が多発している。その真因は他の多くの組織でも燻っている。人体で、体質が知能同様大切であるように、組織の健全性も、財務指標のみならず管理体質(組織風土と言い換える)が厳に評価されるべきである。組織風土は、_丸1_顧客や社会に目を開いているか?〈愛〉_丸2_構成員の知的ベクトルが上向いているか?〈知〉 を評価基準としたい。残念ながら愛と知を両備した組織は希少である。組織風土のあるべき姿と組織内外の風通しを良くして生産性向上を図るべく開発されたスーパーマップ法の着想・効果についてまとめた。

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© 2004 経営情報学会
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