経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2008年秋季全国研究発表大会
セッションID: H1-1
会議情報

食品トレーサビリティ・システムの開発動向
*益満 環安田 一彦
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

今日、わが国において食品事故や偽装が後を絶たない。生産、加工、流通の各段階で食品の安全性確保対策の充実・強化が強く求められている。このような中で、生産者と消費者の顔の見える関係を構築し、食の安全・安心を確保するために食品トレーサビリティ・システムの導入が相次いでいる。そこで、本研究では食品トレーサビリティ・システムの現状認識と実態把握を目的として、現在国内で販売されている主要な食品トレーサビリティ・システムに関する調査を実施し、そこから明らかとなった現状について報告する。本研究で明らかとなった食品トレーサビリティ・システムの基本機能や主要な特徴、対象品目に基づいて同システムの分類を行うことは現状把握のみならず食品トレーサビリティ・システムの開発動向や市場ニーズを知る上で重要である。

著者関連情報
© 2008 経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top