主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2019年春季全国研究発表大会
開催地: 千葉工業大学 新習志野キャンパス
開催日: 2019/06/22 - 2019/06/23
アジアを中心に、世界的な所得水準の向上や、各種規制緩和の効果で旅行者が激増した結果、日本マーケットのグローバル化にも拍車がかかっています。これにより需要規模は拡大しましたが、一方で、為替や自然災害など、予測するのが困難な要素が需要に影響するようになりました。こうした不確実性が増すビジネス環境において商品を安定供給するためには、アジャイルな(俊敏な)SCMの実現が有効であり、そのトリガーとなる需要予測についても、従来とは異なった捉え方が必要になります。季節による需要変動が大きく、かつ流行の影響を受けやすい化粧品業界を例に、マーケットの不確実性に立ち向かう需要予測のマインドセットを提案します。