主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2022年全国研究発表大会
開催地: 開志専門職大学 紫竹山キャンパス
開催日: 2022/11/12 - 2022/11/13
IoT技術が発展し,家庭で利用する機器にも用いられるようになってきたが,利便性の向上等のプラス面だけでなく,セキュリティの不安といったマイナス面もあるため幅広く普及している状況にない.本研究では技術受容モデルを援用し,IoT機器やサービスを消費者が受容する際の因果関係の解明を試みた.アンケートで取得したデータの分析結果から,知覚有用性,知覚信頼度が,強く機器やサービスの利用に対する態度に影響を与え,態度が使用意図に強い影響を与えていることが分かった.明らかになった使用意図に対する各種因子の関係は,機器やサービスの提供者がマーケティング施策を立案するうえで有用となる.