The Journal of JASTRO
Online ISSN : 1881-9885
Print ISSN : 1040-9564
ISSN-L : 1881-9885
CASE REPORT
心,冠動脈への線源迷入の鑑別に64列MDCTが有用であった前立腺癌I-125密封小線源治療の 1 例
渡邉 祐子末藤 大明小島 和行辻 千代子服部 睦行江藤 英博鈴木 弦淡河 恵津世早渕 尚文
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 21 巻 2 号 p. 83-86

詳細
抄録
前立腺癌に対するI-125密封小線源治療を施行後,右室内に線源が迷入した症例を経験した.本症例は胸部写真,単純CTで冠動脈への迷入が否定できず,64列MDCTを用いた冠動脈CTを撮影することにより,部位診断に至った.今後,密封小線源療法を受ける患者が飛躍的に増加すると思われ,さまざまな部位への線源迷入が予想される.線源迷入の位置確認に際して,単純写真で左下肺野レベルに迷入線源を認め,単純CTで冠動脈への迷入が疑われるようであれば,心電図同期下で64列以上のMDCTを用い,冠動脈を評価することが重要と考えられる.
著者関連情報
© 2009 日本放射線腫瘍学会
前の記事 次の記事
feedback
Top