日本風工学会年次研究発表会・梗概集
平成21年度日本風工学会年次研究発表会
セッションID: 107-108
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庄内平野において条件付抽出された突風の統計的解析
佐々 浩司*谷脇 和博林 泰一川端 康弘加藤 亘三須 弥生
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抄録

庄内平野に地表面に10数台配列した超音波風速計の観測データより、最大瞬間風速が20m/sを超える突風について条件付き抽出を行い、その統計的特性を調べた。その結果、冬季に突風イベントの大半が集中し、その主風向が北西から西風であること、日中に発生頻度が高いこと、平均的なイベントの最大風速差は16m/sで持続時間が7分程度であることなどがわかった。また、突風の水平スケールは数百メートル程度であった。

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© 2009 日本風工学会
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