主催: 一般社団法人 日本風工学会
宮崎大学工学教育研究部
高知大学教育研究部自然科学系
p. 159-160
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2018年9月30日高知市に上陸した2本の海上竜巻の画像解析を行った。海上竜巻を捉えた画像をランキン複合渦モデルを利用して解析したところ、水飛沫の幅から推定した循環が漏斗雲の性状から推定した循環の1/3程度の値を示した。さらにその値が0.25×104[m2/s]程度以下になると、F0級の被害も発生しにくい可能性が示唆された。竜巻2本の威力の大小関係は、レーダー観測、漏斗雲画像から求めた循環、水飛沫から求めた循環の何れでも整合しており、海上竜巻監視への活用が考えられる。
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