2004 年 17 巻 2 号 p. 31-37
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標識放鳥,死体拾得,保護飼育されたヨタカ6個体をもとに,春季における齢の識別点と換羽様式について検討した.春季には成鳥も幼鳥も同様に,初列大雨覆と尾羽に新羽と旧羽が混在するが,幼鳥では旧羽が幼羽であり,旧羽も成鳥羽である成鳥と容易に識別できることがわかった.また,秋と春の換羽状況から,本種の換羽様式は,繁殖地と越冬地で風切と尾羽の一部ずつを換羽する,変則的なものであると考えられる.
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