名古屋大学大学院経済学研究科
2010 年 3 巻 p. 141-145
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本報告では,処遇に対する公正感の構造を理論的·経験的に解明する.実体が不透明な処遇をも公正と見なす人々の事例からは,公正感が処遇実態の妥当性への非論理的な確信であることが明らかになる.公正感の背景を解明する際には,人々の状況理解の方法や,処遇もその一部である人々の職業生活全般が想定されるべきである.
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