日本気管食道科学会会報
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症例報告
陳旧性の食道腔外異物例
山下 勝平野 滋金子 賢一児嶋 久剛岸本 正直大森 孝一
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2002 年 53 巻 1 号 p. 45-48

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抄録
頸部食道の陳旧性腔外魚骨異物例を報告した。症例は32歳の女性で5カ月前にカレイを摂食したことによる異物であった。他院にての食道鏡検査上,異物は発見されず,1カ月後のCT検査結果から異物の残存が指摘された。症状が軽微であったため放置していたが,誤飲から5カ月後,摘出を希望して来院。頸部外切開にて頸部食道筋層内に埋没する異物を粘膜損傷なく摘出し得た。頸部食道の陳旧性腔外異物例は渉猟し得た限り,国内2例目であった。
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© 2002 特定非営利活動法人 日本気管食道科学会
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