バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌
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看護大学生の精神看護学におけるシミュレーション演習後の満足度と自信に関する調査研究
大川内 鉄二 中島 富有子原 やよい光武 信一井上 憲恒大石 隆慎
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2026 年 27 巻 2 号 p. 21-27

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抄録
本研究では,看護基礎教育における精神看護学のシミュレーション教育導入における学習効果に影響する関連要因を明らかにすることを目的とした.看護大学3 年生94 名を対象に,精神科看護師が演じる模擬患者(Simulated Patient:SP)によるシミュレーション教育を実施した.その後,自記式質問紙調査を行い,89 名の有効回答を分析した.調査項目は,シミュレーション教育について尋ねる日本語版学習指導における学生の満足度と自信尺度(Student Satisfaction and Self-Confidence in Learning:SCSL),基本属性,生活状況,学習状況を調査した.その結果,シミュレーション教育において,性別,睡眠,大学生活との関連が明らかになった.性別では,男性の現在の学習に対する満足度は高く,学習の自信がある傾向にあった.睡眠は長いほど満足度が高く,学習の自信がある傾向にあった.大学生活を楽しんでいる学生ほど,演習の満足度が高い傾向にあった.シミュレーション教育は,複数の情報を判断し実施していく思考力を必要とする教育であり,睡眠や大学生活を楽しむという精神的なゆとりやシミュレーション教育の教授方法の検討が必要なことが示唆された.
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