九州大学農学部食糧化学工学科
1975 年 70 巻 12 号 p. 861-867
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グルコアミラーゼはα-1, 6結合も切断でき, 理論的には澱粉を100%グルコースに分解できる筈である。ところが馬鈴薯澱粉などは約90%しか分解されずその一因として燐含量が大きくクローズアップされて来た。ホスファターゼの共同作用によって完全加水分解が行われることは清酒醸造など, 特に酵素剤仕込みにとっても多くの示唆を含んでいる。筆者はさらに本ホスファターゼの生産, その核酸系呈味物質製造への応用にまで言及している。
釀造協會雜誌
日本醸造協会誌
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