菊正宗酒造 (株)
1987 年 82 巻 1 号 p. 53-55
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フィブリル化ポリプロピレン繊維不織布を用いて焼酎の炉過試験を行い次の結果を得た。1. 脂肪酸エチルエステルの炭素数の増加に従い, ほぼ指数的に吸着能が大きくなる傾向が認められた。2. エタノール濃度35%程度の試料につきSV60以下の源過条件で行うことにより, 油性成分を除去し, 香気成分の殆んどを残すことができた。3. 白濁試料の炉過の際には, 油性成分の除去能が低減した。本稿の要旨は, 昭和60年度醗酵工学大会で発表した。
釀造協會雜誌
日本醸造協会誌
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