熱傷
Online ISSN : 2435-1571
Print ISSN : 0285-113X
症例報告
履き物により低温熱傷をきたした2症例
今村 正樹大橋 剛輝大谷 一弘塗 隆志久徳 茂雄
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キーワード: 熱傷, ゴム長靴, 安全靴
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2026 年 52 巻 2 号 p. 92-95

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抄録

 今回, ゴム長靴および安全靴着用中に低温熱傷を発症した2例を経験した. 症例1は炎天下で黒色ゴム長靴を着用し仮眠をとった77歳男性.右足背部にⅢ度熱傷を認め, 外用治療で上皮化を得た. 症例2は炎天下で安全靴を着用し就労した77歳男性. 閉塞性動脈硬化症があり, 両足趾の壊死を認め, 血管内治療後に右足modified TMA (Trans-metatarsal Amputation) を施行した. 炎天下での履物使用は内部温度上昇を招き, 圧迫や血流障害を伴うと低温熱傷発症および重症化のリスクが高まることが示唆された.

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© 2026 一般社団法人 日本熱傷学会
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