東北大学大学院工学研究科 名古屋工業大学若手研究イノベータ養成センター
東北大学大学院工学研究科 名古屋工業大学大学院工学研究科
東北大学大学院工学研究科
東北大学大学院医学系研究科心臓血管外科
2012 年 52 巻 July 号 p. 277-283
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大動脈瘤破裂危険度の高信頼性予測を目指し,ヒト胸部大動脈瘤およびブタ胸大動脈の破裂試験を行った。円形枠にはめた板状試料を内腔側から加圧し突出量を計測した。両群とも加圧に伴い剛性(硬さ)が増加したが,大動脈瘤試料では低圧で組織が降伏し,剛性増加が低値で頭打ちになった。この降伏開始点の圧力は破裂圧力と有意に相関し,また1心周期中の径変化から予測できる可能性があるため,破裂予測の指標として有望である。
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