脈管学
Online ISSN : 1880-8840
Print ISSN : 0387-1126
ISSN-L : 0387-1126
原著
膝窩動脈瘤手術症例の臨床検討
江戸川 誠司渋谷 卓黒瀬 公啓佐藤 尚司
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 52 巻 June 号 p. 265-270

詳細
抄録

膝窩動脈瘤14例16肢を経験した。初発症状は急性下肢虚血(ALI)が10肢と最も多く,同時期に扱ったALIの10.5%を占めていた。慢性閉塞も含めた下肢虚血は12肢であった。術式は,瘤の占拠部位と血栓閉塞の有無により内側あるいは後方到達法を選択し,3肢で瘤空置・バイパス術を,それ以外では瘤切除・置換術を行った。術式間で治療効果に差を認めなかった。ALIに対しては透視下で選択的にFogartyカテーテル血栓除去術を施行した。足部壊死や切断に至った症例は認めなかった。

著者関連情報

この記事はクリエイティブ・コモンズ [表示 - 非営利 - 改変禁止 4.0 国際]ライセンスの下に提供されています。
https://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/deed.ja
次の記事
feedback
Top