抄録
要 旨:EVAR術後早期・中期エンドリーク(EL)の診断と治療を検討し,その対策を知ることを目的とした。6カ月以上follow-upできたEVAR 181例のうち6例3.3%にtype IまたはV ELが残存し,4例でグラフト脚延長術が行われ,経過は良好であった。Type II ELは30例16.6%に残存し,5例16.7%で瘤径が拡大し,4例でコイル塞栓術が試みられた。そのうち中期に1例で開腹移行が必要であったが,破裂例はなかった。瘤径拡大を伴うtype II ELは良性ではなく,画像診断による厳重なfollow-upと再インターベンションが必須である。