国際医療福祉大学病院循環器センター血管外科
2015 年 55 巻 8 号 p. 117-123
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要旨:L-カルニチン投与(900 mg/day,3 カ月間)による閉塞性動脈硬化症患者の自覚症状や運動能への影響を検討した。33 名の検討において疾患特異性の高いVascuQOL 日本語版のactivity ドメインで投与前に比べ3 カ月目に有意差を持って改善が認められた。脈波,AI,6 分間最大歩行距離,WIQ でも改善傾向が認められた。カルニチンは運動能とともに動脈硬化自体も改善する可能性が示唆された。
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