聖マリアンナ医科大学循環器内科
2016 年 56 巻 11 号 p. 137-143
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本邦の静脈血栓塞栓症(VTE)の治療の特徴として,不十分な抗凝固療法が挙げられる。2014年よりVTE治療にDOACsが使用可能となり,治療に変革をもたらすと考えられる。また,深部静脈血栓症(DVT)に対するカテーテル治療は本邦においても一部の施設で行われ,重症DVTに対して効果的と考えられる。これらの新たな治療法は,出血性合併症やコストベネフィットなどを考慮し適切な症例に用いることが重要である。
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