2016 年 56 巻 11 号 p. 145-148
バージャー病で28歳時に右下肢バイパス術を行った症例が喫煙継続のため術後19年目にrevision手術を受け,33年後に最終的にグラフト閉塞となった。その後禁煙,薬物療法により一時症状は安定していた。しかし,糖尿病,高脂血症などの合併も加わり36年目頃から右足部安静時痛が出現したためspliced vein graftによる再バイパスを行った。バージャー病で長期間follow up中にASOを発症し,再バイパスを遺残静脈グラフトにて行い救肢が達成された症例を報告した。